桜の実を

園庭で遊んでいた時のことです。

砂場にしゃがんでじっと何かを探している様子の2歳児のAちゃん。どうやら桜の実を探していたようです。「これ、なにに使うの?」と尋ねると「これに入れるの」と言ってバケツの中に一粒ぽとり。その上から砂をザザッ。

 

桜の実と砂を交互に入れ、最後はシャベルでペタペタ固めていました。「ケーキだよ」と言って保育者に見せてくれたAちゃんです。

 

近くに落ちていたキウイフルーツの花びらを上にトッピング。その様子を見たHちゃんも一緒に作り始めていました。出来上がるとそのケーキを持って園庭をきょろきょろ見回し、更に桜の実を集めに行っていました。

自然物を果物に見立ててケーキを作っていたAちゃん。見立てることで自分の中でイメージが膨らんでいきます。途中で加わったHちゃん。2人の間に会話はあまりないものの、互いにイメージの共有がなされていたことが読み取れました。自然物から遊びが広がっていた場面でした。

2025年5月20日更新

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